アルミパーテーションとスチールパーテーションの違いについて
さて、材質と外観については上記の通りなのですが、この2種のパーテーションの一番の違いは「遮音性」 「防音性」です。
上記の通り、スチールパーテーションは鉄板と石膏ボードでできています。そのため、ペーパーコアのアルミパーテーションに比べて遮音性、防音性に優れています。さらに、これも先ほど書いた通りグラスウールを充填して防音性を高めることができます。
ですから会話の内容を室外で聞かれたくないような会議室、役員室、学校や塾の教室などに向いています。またパネル内部の空洞部分に配線を通すことができるので、会議室ごとの照明用スイッチを付けたり、壁付ディスプレイ用配線を見えないようにするといったことが可能です。
もちろん、会話が外に漏れないようにするためには天井までパネルで塞ぐ必要があります。アルミパーティションでも、天井まで塞げばある程度の防音、遮音はできます。単にスチールパーテーションに比べると劣るということですから。ただ、天井まで塞ぐには消防法上の条件をクリアーする必要があります。これについては、少し長くなるので、また改めて書きたいと思います。(もちろん、打ち合わせの際にはご説明いたします)
次に、価格、コストについてです。
結論から言えば、アルミパーティションのほうがスチールパーテーションに比べて低コストで導入できます。また軽量であるため運搬や設置施工が簡単です。部品数も少ないのでレイアウト変更が容易です。余談にはなりますが、不要になった場合にもアルミパーテーションならば、そこそこ需要があるので買取価格が付く場合が多く、スチールパーテーションは逆に廃棄処分費が結構かかります。弊社でも引き取りなどできますからその際はご相談ください。
耐久性や堅牢性が違うのか?といったような問い合わせもありますが、これはきちんと施工すればアルミだろうとスチールだろうと変わりません。大きな地震でも弊社で施工した間仕切りに不具合が起きたことは一件たりともございません。また、不燃性能もスチールパーテーションが上なのですが、これはアルミパーティションにも不燃仕様のタイプがあります。サイトによってはアルミパーティションは不燃ではないと書かれていたりすることがありますが、不燃材指定のビルであっても国から認可を受けたアルミパーテーションを使用すれば全く問題ありません。
パーテーションを使って間仕切りするメリットの一つに、工期と納期の短かさがあります。軽量鉄や木軸とクロス(壁紙)を使った通常のよくある壁よりもずっと早く施工可能です。納期も一般的なパーテーションであれば受注後10日ほどで工事に入ることができます。もちろん納期については、そのデザイン・仕様にもよりますので、打ち合わせの中できっちりお伝えいたします。
このように、スチールパーテーションとアルミパーテーションにはそれぞれの特徴とメリット、デメリットがあります。ですから、それぞれの用途や場所で選んでいただければよいと思います。簡単にいってしまうと、少し高くつけれど遮音性、防音性を重視した少し重厚な感じとか、高級なデザインにしたい場合はスチールパーテーションを、コストをあまりかけずにそれでも小洒落た雰囲気にしたい場合にはアルミパーテーションを、ということでしょうが。まあ、一概には言えませんが・・・。ちなみにガラスパーテーションと言われるパーテーションも、アルミパーテーションかスチールパーテーションです。支柱がアルミなのかスチールなのかという違いです。ただ、ガラスの突き付けという施工方法もあり、これはスチールパーテーションの一種ですがガラスとガラスの間に柱がないタイプです。高級です!
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